お彼岸の意味

お彼岸の意味

お彼岸というのは私たちの住む現世から、向こう岸にある迷いのない、悟りの世界へ渡るための修行期間だとされているようです。浄土へ渡るために仏教の教えを守り、行いをつつしむ期間です。

3月と9月の年2回で、今ではそれぞれ春分の日と秋分の日と結びつき、墓参りなどをする年中行事となりました。祝日法でも春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされ、秋分の日は「先祖を敬い、亡き人を偲ぶ日」と定められています。期間はそれぞれ7日間ずつとされていて、例えば3月だと春分の日の3日前が彼岸の入り、春分の日が中日、3日後が彼岸の明けとなります。

「暑さ寒さも彼岸まで」のことばのとおりお彼岸は季節の区切りとされています。ただ、昼と夜の長さが同じだからといって同じ気候になるというものではありません。暑さの名残りがあるため、秋分の日の方が10度以上も気温が高いのですが、厳しかった残暑の暑さも、冬の寒さも、秋分の日、春分の日を境に目処がついてくるということから「暑さ寒さも彼岸まで」というようになったのです。

お勧めします葬儀費用の抑え方、ぜひ今のうちに準備しましょう

この言葉には教えも含まれていて、季節に寄り添い生活する中で、暑さや寒さ、それに伴う辛い思いも、彼岸の頃には和らいでくるよ‥という励ましの意味もあるようです。太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日・秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになりますよね。此岸の私たちの世界は東にあるとされていて、彼岸の悟りの世界は西にあるとされていることから、この時期に此岸と彼岸がもっとも通じやすくなるという日本独自の仏教行事なのですね。

さて、お彼岸の期間中にはお墓参りにでかけるのが風習となっています。念入りに掃除をするなどお墓の手入れをしてお参りをして、仏壇にはおはぎやおだんご、季節のくだものやお花(秋なら彼岸花など)を供えて毎日手を合わせます。お彼岸に仏事をちゃんとすると仏の功徳があるといわれているそうです。

ところで“おはぎ”と“ぼたもち”、同じものなのですが呼び方が時期によって変わるので、よくごっちゃになりがちですよね。3月に咲く花の牡丹にちなんで3月には“牡丹餅”から“ぼたもち”と呼ばれるようになり、9月に咲く花の萩にちなんで9月には“御萩餅”から“おはぎ”と呼ばれるようになったそうです。母がいつもこの彼岸の時期になると手作りしてくれていたので、おはぎやぼたもちを食べると「ああもうそんな時期なんだなぁ」と感じていたものです。

死亡してから葬儀について手配を始めると、少々高額でも妥協せざるを得なくなります。亡くなった本人の意思も反映しづらくなってしまうという事もあります。葬儀費用の抑え方を考えている方は、生前から自分亡き後のことを考えておくことをお勧めします。生前から葬儀の手続きや相談ができる業者も増えてきています。より良い葬儀の形を実現できるよう、積極的にプランを立て、手続きなどもある程度済ませておくようにしましょう。